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グラフィックトライアル 2013 感想 [DTP(お仕事)]

グラフィックトライアル 2013

さて展示期間も残り少なくなってきましたが、印刷・デザイン関係の皆様すでに行きましたでしょうか?
8月4日までですよ。

だれに聞いても、どこから行っても遠いと言われる凸版小石川ビル「印刷博物館P&Pギャラリー」
正直晴れの日の昼間はお勧めしませんよ。
朝か、閉館前。じゃないと暑くて死ぬ。
誘えるお友達いれば、タクシーもありですかね。

私が行ったときは、ほぼ貸し切りでした。
その状態で、普通に見て1時間くらいかな。
動画とか省いたし、事前にHPなどで概要をいれていたので。
何も予備知識なしだと、もう少し時間が必要かも。

公式サイト
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/gt/

でそれぞれのデザイナーさんの話や、トライアルの概要がわかります。
ちなみに、過去のカタログがweb上で見られるようになっていて吃驚。
行けなかったのとか、カタログもらえなかったのとかもあるので便利。
お勧めは、2011年。
祖父江慎、佐藤可士和、名久井直子、山本剛久というエッジの効いたメンバーで非常に濃かった。


阿部拓也
「暗闇のなかに輝く光を」
CMYKの1色黒。
黒インクでどんな表現できるのかが試されています。
これは黒の質感をコントロールする上で、とても参考になりました。
リッチブラック、紙、下地、メジウムなど効果が実際みれるのは大きいです。
1.インキによる「黒」の生成
2.インキと紙による「黒」の生成
3.インキと紙による「光」の生成

高谷廉
「色によるハレーション効果の追求」
タイトル通り、ハレーション。
本来避けて通るべきものを、追求するという天の邪鬼っぷり。
目はチカチカします。(´∀`*)
でもどうするとハレーションがおきやすいのか、どうすると防げるのかが分かります。
1-1.強いハレーションを起こす色の組み合わせ
1-2.ハレーションを強める色の追求
2-1.パターンによるハレーション表現
2-2.黒い用紙によるハレーションの検証

佐藤晃一
「蛍光インキによるパステル表現の可能性」
蛍光インキは重ね刷りで濃く使う事が多いですが、あえて薄くパステルの風合いを出すという発想が無かった。
蛍光インキの発色の良さと、透明感が上手くいった理由だと思う。
蛍光インキにオペークホワイトで刷ったらと言われたら、ほぉと感嘆するしかなかったです。
1.パステル表現のためのインキチャート
2-1.ぼかし画像とシャープ画像の重ねの効果1
2-2.ぼかし画像とシャープ画像の重ねの効果2
3.ポスター作品の設計

成田久
「パッチワーク印刷でドキドキがいっぱい[ハート]
今回の中で一番のおかしな人です。(いい意味)
完成ポスターを見て、かわいそうPD。とつい呟きそうになりました。
紙色が、刷り色か分からないって。何故そこを目指した。
でも、蛍光インク、蛍光系の紙色でどんな色が再現出来るのかわかって楽しかった。
1.顔表現のテスト
2.背景色のテスト


以上展示会カタログからの一部抜粋有りです。
問題有りましたら、ご連絡下さい。


ようやく道すがらに喫茶店を発見。
マレビトコーヒー
090-6018-3835
東京都文京区後楽2-17-5 1F
[月~金] 11:00~18:30 [土] 12:00~18:00
日曜休み
分煙
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13153880/

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