東京都写真美術館 20200124 [お出かけ情報]
東京写真美術館に行ってきました。
去年から行かねばと思いつつ、結局会期ギリギリになってしまう。
2020 0126 まで企画展が3つ開催されています。
明後日までですが、是非行って欲しい。
3つとも素晴らしかった。お勧めです。(あと2日しかないのに)
その1
山沢栄子 私の現代
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3445.html
東京都写真美術館
女性の写真家で好き♡という人はいなかったのですが、見つけました。
好きです。
象徴表現とエッチングが好きな人は好きになるはず。
あらためてフィルムと現像の魅力を確認しました。
展示にグラビア印刷した写真集があるのですが、グラビア印刷の良さも改めて感じました。
*グラビア印刷とは印刷の方法です。グラビア印刷は凹版印刷の種類です。最近の印刷は平版印刷という方法が主になります。グラビア印刷は濃淡の感じが良いのです。
https://www.t-kakou.co.jp/blog/2017/03/27/7
グラビア印刷とフレキソ印刷の違いについての考察
第2回ではグラビア印刷とフレキソ印刷の違いについて当社の印刷機で印刷した印刷物で比較しながら説明していきたいと思います。
www.t-kakou.co.jp
その2
至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3447.html
東京都写真美術館
タイトル通り、将来性のある作家の発掘。そして新しい写真・映像の創造。
写真や映像で直接的に表現するのではなく、写真や映像が日常にあることが根底として表現が広がっているのを感じました。
でも、一番のお気に入りは井上佐由紀さん。
これは心臓が痛くなる作品です。ちょっと恐怖を感じました。
*作品はフィルムでした。デジタルの中でフィルムの生々しさがねぇ。
その3
中野正貴写真展「東京」
どこかで、見たことがあるはず。
まとまって見たのは初めてでした。
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3612.html
東京都写真美術館
東京に通勤して20年。年数回東京へ来ていたのはさらに5〜7年。
実際に見ていた東京。
テレビや映画、雑誌で映されて知っていた東京。
見ていたかどうかわからないけど、懐かしい気がする東京。
今しか知らない東京の昔の様子。
今なのか昔なのかわからないけどわかる東京。
大きくプリントされ、壁一面の東京。
圧倒的説得力と、浮遊感。
これは会場で見ることに価値がある。
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